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「失敗しない調査依頼①」

師走の慌ただしい日々をお過ごしの皆さま、時を忘れてブログに熱中している佐々木です!

この時期になると、降雪が日本中に影響を与えることがあります。

 

24日(土)、全国的に寒波が訪れ、この東海地方も名古屋で10㎝の積雪があり、交通網は麻痺しました。
影響は、25日(日)になっても残っていました。

この寒波は、事前に予想されていましたので、積雪が予測された地域にお住まいの方はスタッドレスタイヤに履き替えるのに急がれたことと思います。

 

天候の予想や予測には、「事前の準備」で対応できますが、交通事故は予想や予測がされません。
交通事故に対しては「事前の準備」はなく、事故になるかも知れないと言う「想定を用意」することが事故を未然に防ぐ鍵になりそうです。

 

この時期には特に、安全運転のハードルを高くする必要がありそうです。

さて、今日はある問い合わせについてご報告いたします

 

“見積金額はいくらになりますか?”

24日(土)昨日、このようなお問い合わせがありました。

見積もりで重要なのは、要件です。
具体的には、例えば…「面積」であり、その中の「調査範囲」であり、具体的な間取りなどをお尋ねいたします。

 

調査対象が一般の住宅であれば、「調査範囲」の確認は難しくはありません。
しかし、具体的な「調査範囲」が電話口で詳細を伝えられない場合には、「現場調査」を事前に行うことがセオリーです。
特に、会社組織の方からのお問い合わせには、詳細にのこ要件についてお尋ねしたいものです。

 

“詳細な情報を教えて下さい”

私共の調査は、「電波調査」では見付らない不審物をあぶり出す「実体調査」を行っています。
「調査範囲」に含める区画や含めない区画を見極めなければ、“見積金額はいくらになりますか?”に答える事が出来ません。

 

会社組織の「工場」であれば、不特定多数の業者の存在を否定出来るか否かの条件より、この「工場」を「調査範囲」とするかどうかを決めながら見積もり金額に反映させます。
当然、「調査範囲」が狭ければ、見積もり金額は少なくなります。

 

「調査範囲」が不明であったり限定できないなど不明瞭な情報であれば「実体調査」できない事にもつながります。

たった今飛び交う電波だけを追う「電波調査」に比べて、「実体調査」は、仕掛けられる可能性のある場所などを直接目視する調査です。

見積依頼を行う場合、「電波調査」と「実体調査」の違いをご理解いただき、見積もり金額だけで両者を比較するのは尚早とお考え頂きたく思います。

 

上記の事例より、調査会社選びでお困りのお客さまに於かれましては、結果的にどの会社を選定するとしても、詳細な「調査方法」を確認することはとても重要ではないかと思います。

 

以上、本日は実際にお問い合わせのあった案件を題材に「失敗しない調査依頼①」を考えてみました。

 

次回は、「失敗しない調査依頼②」で調査会社を選定する際に役に立つお話しをさせて頂きたく思います。

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