過去の恥ずかしい失敗談。現場で学んだ、お客様の本当の気持ち。
こんにちは、矢野です。
盗聴盗撮について、ブログで書いたり、語っておりますが、入社当時は盗聴盗撮の知識も薄くお客様の悩みを解決したいとの思いばかりで、失敗の連続でした。
恥ずかしい過去話ですが、良かったら、読んでみて下さい。
過去の恥ずかしい失敗談。盗聴盗撮の現場で学んだお客様の本当の気持ち
入社当初の私は、盗聴盗撮器の知識もなく、実際の現場も見たことがなかったため、家の中で盗聴盗撮器を探せばいいのねと理解した程度でした。
お電話があり、豊田市の50代の女性のお客様のお宅へお伺いしました。ご依頼主様の奥様は物静かな雰囲気の上品な方でした。
調査理由を深く聞くのも悪いかなと遠慮して、とくにお客様と話す事もなく作業に取りかかりました。
調査するも、不審な物は見つかりません。
盗聴盗撮器の有無がハッキリすれば、お客様は喜んで頂けると思っておりました。
しかし、目の前のお客様は浮かない顔。
なぜだろう、説明が足りないのだろうか、何度も話しても「はい、そうですよね、言ってる事はわかります」と。
でも、心は晴れていませんでした。
お客様の心は晴れていなかった理由
事務所に戻ってからよく考えてみると、お客様との完全なコミュニケーション不足でした。
盗聴されているかもしれない不安な気持ちを受け入れることもなく、無いですと否定することのみで、お客様を傷つけてしまったようです。
調査に至るまでの、お客様の心の悩みや、不安を理解して受けとめる気持ちがその時には足りていませんでしたし、その後のフォローも出来ていませんでした。
ご依頼は盗聴盗撮調査ですが、作業して終わりではありません。
お客様の心を軽くして、次に一歩踏み出せるように背中をそっと支えてあげるのか私共の役割であり、本当の仕事だと感じました。
恥ずかしい失敗談ですが、その経験があったからこそ今はお客様と本気で向きあっています。
時にはお客様と話しこんでしまったり、冗談や人生論を語りながら、和やかに作業をさせていただいたり。
こんな砕けたら失礼では、と思っていたんですが、そちらの方がお客様もリラックスしてくださり本音を話してくださる方も多いです。
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